洗濯表示を見て「ドライマーク」は分かるけど、時々ついてる「セキユ系の言葉があります。この意味って何か知っていますか?
とにかくドライマークとは下のイラストにある3種類。
一つ目はよく目にするドライマーク。二つ目はセキユ系の文字。三つ目はドライマークが×になってるやつですね。
ココで記されたイラストには「記号の意味」も書かれていますので、意味は見ての通りですが「パークロロエチレン」や「石油系」とかの意味まではピーンと来ないはず。
このドライマークに「セキユ系」と書かれているものは、デリケートな衣類と考えてもらえば大丈夫です。
要するにドライマークとはクリーニング店などの専門店が石油系などの有機溶剤で洗う洗濯方法のこと。そして、一般的にドライクリーニングにはパークロロエチレンや石油系など溶剤があります。
更に突っ込んで言えばパークロロエチレンの方が洗浄力が高い反面、生地に負担も高まります。ですので、この衣類はデリケートなので、ドライクリーニングでも優しい洗いをしてね。って意味なのです。
ただ気になるのが…
そもそも、家庭洗濯において「ドライマーク」はそれほど重要ではありません。と言うよりも基本的には見ても仕方のないマークなのです。
何故なら、家庭ではドライクリーニングが出来ないからです。
前述の通り、家庭では引火性のあるドライ溶剤は使えませんので、「ドライマーク」を見ても、家庭ではドライ洗いが出来ない。これが正確な理由になります。
つまり、ハッキリ言ってしまえば、家庭では「セキユ系」など書かれていても無視でOKと言って間違いありません。
もし気にするなら、「この服はデリケートなんだ」と頭の隅に少し入れて洗濯するだけでも大きく変わります。優しく洗おうって意識するマークとして考えてみるのも良さそうです。