大切にしている服ほど虫食いが起きやすいもので「あぁ~このセーター気に入ってたのに穴が開いてる!?」なんて苦々しい経験を持つ方も多いと思います。
また、自分では気が付かず周囲から「穴あいてるよ」と教えられたりした事とかありませんか?
防虫対策を何もしていなかったのであれば、仕方ないけど、「防虫対策してたのに何で虫食いが起きてるの?」と愕然とする方もあるでしょう。その場合もきっと何か原因があるはずです。
それでは、衣類の虫食いの原因を整理して見てましょう。
それでは間違ってる防虫対策になっていないか順にチェックしてみましょう!!防虫対策をしてるのに「衣類に穴が…」と言う方は以下の理由に該当している可能性が高いですよ。
一般的に市販されている防虫剤は、ただクロゼットの中に入れておけば良いと言うものではなく、正しい使い方があります。
例えば密閉した空間でないと防虫効果は発揮されませんし、ギューギューパンパンに入れられ衣類も防虫効果は期待出来ません。
これらの防虫剤の使用上のルールは分かっている様で実際には出来ていない人が大半です。
また有効期限などの問題もあります。この点でまず問題がないかを再確認してみましょう。詳しくはこちらも参考に!!
クリーニング店で防虫加工を依頼する人も多いと思いますが、良くある事例の一つが、防虫加工をしていると思ってしていなかったケース。
要するにクリーニング後に袋から出してしまったら、どの服を防虫加工したのか分からなくなってしまい、全く何も防虫対策をせずにクローゼットに収納してしまってる場合があるようです。
クリーニング店での防虫加工も、自宅で自らする場合も、「どの衣類に防虫加工をしたのか」など目印を付けるようにしましょう。
どの家でもホコリが無いなんてあり得ません。ただ覚えておきたいのは、極端にホコリが溜まってしまうベッドの下や本棚の後ろなどはダニや害虫の巣窟になっている可能性があります。
衣類を食べる虫はホコリもエサとしますので、防虫対策をしてるのに「何故か食べられる」と言う方の場合は、部屋の状態に原因があるかもしれません。少なくとも1年に1度は大掃除をしましょう。
どんなに防虫対策をしても、洗濯していない衣類やシミが付いた状態の場合は虫食いにあう可能性が高くなります。
例えば本来なら虫食いが起きない化繊などもシミがあると虫食いに遭う可能性があります。
例えばポリエステルやナイロンもシミが付いたままの状態で置いておくと虫に食べられることがあります。こうなると防虫剤を入れたり、防虫加工をしても効果は半減以下。改めて見直してみましょう。